警察署で勾留中の男性が死亡…父親「結局は警察の体質」警察官9人書類送検の事件で警察が捜査の結果を報告
愛知県警岡崎署で勾留中の男性が死亡し、警察官9人が書類送検された事件で、警察は7日、遺族に1年にわたる捜査の結果を報告しました。 【動画で見る】警察署で勾留中の男性が死亡…父親「結局は警察の体質」警察官9人書類送検の事件で警察が捜査の結果を報告 この事件は2022年12月、当時43歳の男性が愛知県警岡崎署で逮捕・勾留されていた際に死亡し、2023年12月1日、署の幹部ら警察官9人が業務上過失致死などの疑いで書類送検されました。 捜査では、署員らが男性の手足を長時間拘束し、医師の診察を受けさせなかったほか、足で蹴るなどしていた疑いがあることが判明していて、愛知県警は12月7日、男性の父親に経緯などの捜査結果を報告しました。 死亡した男性の父親: 「新しい対策、見直しとかいろんなことをやっとるんだけど、いくら規則を作ったところで一緒だという話はしました。結局は警察の体質。(1年間)長かったね。正直なところ、もう楽になりたい。子供が返ってくるわけないし」 男性の父親は「警察に対して損害賠償を求める訴えを起こす考えはない」としています。