1万本のろうそくと祈り 四天王寺で「万灯供養」
1万本のろうそくと祈り 四天王寺で「万灯供養」
大阪市天王寺区の和宗総本山 四天王寺でお盆の「万灯供養」が行われている。一夜で約1万本にも及ぶろうそくに火が灯される「幻想的な供養」は16日まで行われる。 【動画と拡大写真付き】1万本のろうそくに火が灯り祈る人たち 岡本ゆかのFB中継録画
ろうそくに故人の名を記し祈り
同寺は聖徳太子ゆかりの寺として知られ、五重塔がある中心伽藍(がらん)で、ろうそくに火が灯されている。ろうそくには故人の名前を記入、手を合わせ祈る人の姿が多くみられた。 14日は午後8時台でも気温が30.2度(気象庁調べ)となっており、ろうそくに火を灯す人たちは、Tシャツと首にタオルという姿で、汗をぬぐいながら作業を行っていた。 また、同日午後8時半には五重塔がライトアップされ、ろうそくとともに幻想的な風景が広がっていた。
同寺に訪れていた阿倍野区の30代女性は「もうお盆が来たなとこの光景を見て改めて感じます。これからも、毎年ろうそく火を灯そうと思います」と話していた。 期間は16日まで。時間は午前8時~午後9時まで。