米新車販売、日本勢が堅調 1~9月、港湾スト懸念も
【ニューヨーク共同】日本の自動車大手6社が1日発表した2024年1~9月の米新車販売台数は前年同期比6.7%増の計437万7320台だった。半導体不足による新車の供給制約が改善したほか、ハイブリッド車(HV)を中心に需要が底堅く推移し、全社が前年同期より増えた。2社は2桁増だった。 ただ米東海岸では港湾労働者らがストライキに突入。スト長期化で物流が停滞すれば、販売への影響も懸念されそうだ。 日本勢最多のトヨタ自動車は6.2%増の172万9519台。セダン「カムリ」のHVモデルのほか、高級ブランド「レクサス」の販売が好調だった。