「80歳で20本以上の歯」約30年で50%超 歯科保健大会で表彰 三重・伊勢市
健康な歯を保つ高齢者らを表彰=伊勢市(三重テレビ放送)
歯と口の健康について県民に広くPRする三重県歯科保健大会が、10日に伊勢市で開かれ、良い歯の児童や高齢者らが表彰されました。 80歳で20本の歯を保つ「8020推進月間」の11月に合わせ、三重県歯科医師会などが開いたもので、約400人が参加しました。 三重県歯科医師会の稲本良則会長は「第1回大会の1996年には80歳で20本以上の歯を持つ高齢者は10パーセントもいなかった。最近は50パーセント以上となり取り組みの成果」と話しました。 良い歯の児童・生徒や歯と口の健康に関する図画・ポスターコンクールで入賞した子どもたちのほか、健康な歯を保つ高齢者らが表彰されました。 また、松阪市出身でリオ五輪女子レスリング69キロ級金メダリストの土性沙羅さんが、「内気な私が世界一になれた4つの理由」と題して講演しました。 会場では、歯と口に関する健康相談なども行われ、訪れた人たちが歯科衛生士らに口腔ケアの相談を持ち掛けていました。