笹生優花にマキロイから祝福 山下美夢有はオーベリに興奮 パリ五輪へ調整本格化
◇パリ五輪 女子 事前(5日)◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇6374yd(パー72) 【画像】女子代表は同学年 笹生優花と山下美夢有の日本代表チームが18ホールの練習ラウンドを行って7日(水)の開幕に備えた。 2001年生まれの同い年で、19年に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストに同期合格した2人。代表の服部道子コーチ、山下のコーチである父・勝臣さんらが帯同したラウンド中は2人で談笑するシーンも目立った。 フィリピン代表で出場した東京五輪から2大会連続の笹生は前週の木曜、初出場の山下は前週の土曜にパリ入りした。女子は水曜開幕のため、男子の最終日(4日)も多くの女子選手が会場で調整。笹生はリディア・コー(ニュージーランド)とコースを回るなど、最終組がプレーを終えたホールから、フロントナインを中心に練習ラウンドも認められていた。
松山英樹が銅メダルを獲得した瞬間に会場内にいたことでテンションもアップ。2人にはうれしい“サプライズ”もあった。笹生はクラブハウスですれ違った憧れのロリー・マキロイ(アイルランド)から、6月「全米女子オープン」での大会2勝目を祝福された。山下はミックスゾーンでの取材対応を終えた世界ランキング4位のルドビグ・オーベリ(スウェーデン)と一緒に写真を撮ってもらい、興奮気味に声を弾ませていた。 初日と2日目のペアリングも決まり、笹生はミンジー・リー(オーストラリア)、アタヤ・ティティクル(タイ)との仲良しトリオでプレー。山下は過去2大会連続でメダルを獲得しているコー、マジャ・スターク(スウェーデン)と回る。現地6日(火)には公式会見に臨む予定だ。(フランス・ギュイヤンクール/亀山泰宏)