注目の若手俳優・金子隼也×野村康太「カット後もくっついてずっと話してた」累計21万部の注目BL漫画がドラマに
累計発行部数21万部を超える鶴亀まよのBL漫画『パーフェクトプロポーズ』が遂に実写化。仕事に疲れたサラリーマン・渡浩国を癒やす、家事能力抜群の年下クール男子・深谷甲斐。二人のほっこりな同居生活とその食卓を彩る素敵すぎる夜ご飯に、美味しい胸キュンが止まらない。演じるのは、期待の若手俳優、金子隼也さんと野村康太さん。作品への想い、そしてお互いの印象を語ってもらった。 『パーフェクトプロポーズ』W主演の2人の写真をもっと見る!
オーディションでは絶対に落ちたと思ってた
――大人気原作のドラマ化。出演が決まったときの気持ちをお聞かせください。 金子 僕が演じた渡浩国役はオーディションだったんです。そのとき、「コメディに寄せて台本を読んで」と言われたのですが、振り切れなかった気がして「ダメだ」と落ち込んでいたんです。しかもなかなか結果が来なかったので、「決まった」と聞いたときはびっくりのほうが大きくて。徐々に実感し始めたという感じでした。 浩国は些細な感情の変化が多いキャラクターだと思ったので、それからはどう表現していこうかなという楽しみとかプレッシャーとか、いろんな感情に襲われました。でもクランクインしたら監督やスタッフさんが本当に温かく迎えてくれたので、伸び伸びと演じることができました。 野村 W主演だと聞いてびっくりしました。デビューして1年ちょっとの僕で大丈夫なのかなって。不安はありつつ、でも主演だと出番が多いので、楽しみのほうが大きかったです。 僕は緊張しいで、いつも現場ではガチガチになってしまうタイプなんですけど、今回の現場は本当に温かくて。 一方でアドバイスもしっかりくださるので、程よい緊張感もありました。その感じが、浩国と甲斐の空気感にも良い影響を与えてくれたんじゃないかなと思っています。
――とてもファンの多い原作ですが、それを読んでどのように演じたいと思いましたか? 金子 クランクインまでに原作を何回も読みました。原作の世界観やそこから感じるものを大切に演じようというのと、原作をベースに台本ともしっかり向き合ってドラマ版の『パーフェクトプロポーズ』を作り上げていきたいと思っていました。というのも、浩国は自分と似ているところがあると感じていたので、原作のイメージを大事にしつつ、ドラマでは自分らしさも出していきたいと考えていたんです。 野村 僕も同じ感覚で、原作と台本の両方から感じるものを大事にしたいと思いました。甲斐のクールな優しさに加えて、新しい魅力も作りたいなと。僕と甲斐はあまり似ていないんですが、感情をストレートに伝えるところは同じだったので、そういうシーンでは甲斐の良さを守りつつ、自分らしさも意識しました。