Bリーグに携わる仕事をするためには…『島田のマイク』200回記念の公開収録でリスナーと交流
8月29日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第200回が配信。Bリーグの選手も訪れる東京都渋谷の中華料理店「Yamaのuchi(山之内)」にて行われた公開収録で、約40名のリスナーと交流しつつ、寄せられた質問に応えた。 【番組を聴く】業界御用達の名店で公開収録『島田のマイク』第200回 2020年10月に第1回が配信されてから約4年。島田チェアマンは記念すべき第200回を迎えられたことに、日頃から支えてくれた多くのリスナーのおかげであると感謝を述べた。会場には第150回に開催された公開収録と続けて2回目の参加となるリスナーも多数おり、公式グッズを身につけ番組を盛り上げた。 リスナーからの質問で注目を集めたのは、Bリーグ選手のキャリアマネジメントプログラムについてだ。Bリーグが従来のスポーツビジネスの枠を超えて進化を目指す「SOCIAL INNOVATION HUB 構想」の中で、選手のキャリアプログラムを開発し、Biz人材コミュニティを活性化させていく取り組みがある。選手のセカンドキャリアについては、ファンであればこそ関心も高い。 島田チェアマンは「キャリアマネジメントプログラムは、引退した後に選手たちがどうやって食べていくかという話。金融リテラシーを上げるとか、資産運用とか。また、選手でいる間に何を勉強しておいた方がいいのか、みたいなことをやっているんですよ」と説明。Bリーグを起点としバスケ以外の面からも日本中・世界中を活性化させていくために、魅力あふれる選手たちの先の道の支援は、今後さらに重みを増しそうだ。 次に高校1年生のリスナーから、将来Bリーグに携わる仕事をするために、どのような進路を選んだらいいのかといった質問があった。島田チェアマンいわく、学生からのスポーツビジネスへの質問はよく届くそうだが、進路については「ここの業界に適したというような、そんな特異性なものはまずないと思いますね」と、特別な準備は必要ないと語った。 「普通に勉強して、会社に入られたり起業されたり、(社会人として)一般的な能力を備えることをやられた方がいいですよ、といつも答えているんですよ。ここが落とし穴で、スポーツ業界って結構エンターテインメントで派手じゃないですか。だから何か特別なことを勉強しなきゃいけないんじゃないかって、みんな思い込んでいるんですよ。そんなことないですから。普通です。ファンの皆さんに喜んでもらって、スポンサーの皆さんを口説いて、というのは普通の会社だったら営業じゃないですか。ファンの皆様を巻き込んでというのは、社内で人間関係を作って何かを実現しようと思った時に優位に持っていくスキルみたいな話とか、結局普通の世界で起こっていることを転用できるんですよ。だから、あまり特異性をもって見ないで、普段の人間関係とか勉強とか、社会に出て通用するようなことを、ちゃんと力として身につけていけば、その先に選択肢として必ず出ますから」 今回のエピソードでは、「ちばアクアラインマラソン2024」への出場についてや、各クラブの試合会場の雰囲気や演出の良さについて語った。
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