あばれる君が「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024」「ポケモンカードゲーム」部門に参戦!「ものすごくハイレベルな戦いでした」
僕にとって「ポケモン」は“宝物”。ゲームをきっかけにしてできた友だちも知り合いも、今、この瞬間も宝物です
――まずは、「PJCS2024」に出場した感想からお聞かせください。 「今日は全国各地で選ばれたプレイヤーが集まっているんですけど、皆さん激戦を勝ち抜いてきただけあり、とても強くて“一戦一戦が名人戦”みたいな、ものすごくハイレベルな戦いでした」 ――大会の雰囲気はいかがでしたか? 「この日を迎えるまで、緊張に負けないように仲間たちと繰り返し練習しましたが、やはり本番は緊張しましたし、手も震えました。でも、そんな緊張感も全部ひっくるめて“楽しんでいこう!”と意識するようにしました」
――「ポケモンカードゲーム」の醍醐味は、どんなところにあると思いますか? 「意外と逆転が簡単なところでしょうか。対戦相手にジワジワと追い詰められても、そこから形勢が逆転した時の喜びはひとしおです。ピンチは毎回必ず訪れますが、HP1の状態でもそこから逆転できるのが『ポケモンカードゲーム』の良さだと思っています。脱出の方法を考えて見つけられた時の喜びは、パズルや将棋に通じるものがあるかもしれません」 ――ズバリ、「ポケットモンスター」の魅力とは? 「とにかく楽しい! 目で見て楽しめるかわいさがあります。そして、ゲームの世界では実際に遊べるし競技性もある。今日のような大型大会があるからこそ、どんどんプレイしたくなるという人も多いと思うんですよ。世界中の人と戦える競技性がすごくいいです!」 ――あばれる君は2児の父親でもありますが、ご家族でプレイすることもありますか? 「はい! やっています。スタートデッキがあるので小さな子どもでも簡単にプレイできますし、僕がいろいろ教えることも多いです」 ――ゆくゆくは親子で大会に? 「そうですね、子どもたちが選手になったらうれしいですね~。今は“パパと一緒にポケモンができる”ということだけでうれしいみたいです」 ――「ポケモン」は、世代を超えた共通言語ですね。あばれる君がお好きなポケモンについて教えてください。 「たくさんいますが、今日のデッキで使ったローブシンが好きですね。ローブシンはすごい力で突き進むポケモンで【あばれまわる】という技があり、とても強いんです。【あばれまわる】ですから、自分の芸風と合ってるかなとも思います。僕自身もローブシンのようにあばれまわりたいなと思って…(笑)。実況の方にも『あばれまわる!!』と叫んで欲しいです」 ――「ポケモンカードゲーム」をプレイするにあたり大切にしていることは? 「僕なんかが言うのは本当におこがましいのですが(笑)、“楽しむ心”ですね。そして相手への敬意を忘れない。そういう心さえあれば、みんないいプレイヤーになれるんじゃないかな」 ――おすすめの練習法はありますか? 「僕がよくやるのは“一人回し”です。対戦を想定して一人でシュミレーションするんですけど、そういった積み重ねが非常に重要だと思います。野球でいうところの素振りみたいなものなんですけど、やっぱりスポーツに通じるのかな? 試合が終わったらものすごくお腹が空くんですよ。手先しか動かしていないのに!(笑) きっと脳をフル稼働させているからなんでしょうね。脳が疲労して甘いものを欲するみたいな……。バトルの前は、糖分が必要だと思いました」 ――最後の質問になりますが、あばれる君にとって「ポケモン」とは? 「僕にとっては“宝物”。ゲームをきっかけにしてできた友だちも知り合いも、今、この瞬間も宝物です。今日の大会も全力を尽くして頑張りました!」 (取材・文/水野春奈)