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（ブルームバーグ）： 暗号資産（仮想通貨）交換業者クリプト・ドット・コム（Crypto.com）のクリス・マルスツァレク最高経営責任者（ＣＥＯ）は、いわゆる「半減期」が近づくに伴い、ビットコインの売りが顕著になる可能性があると指摘。ただ、半減期は、長期的には価格を押し上げるとの見通しを示した。

今月20日ごろと予想されている半減期では、ビットコインの新たな供給が減少する。歴史的に見れば価格にとって追い風であることが示されているが、ビットコインが３月半ばに既に過去最高値を付けたことを踏まえると、過去と同じことが繰り返されるかどうかについては疑問がある。

マルスツァレクＣＥＯは16日のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、半減期が近づくにつれ、「うわさで買い、ニュースで売る」取引による「若干の売りが出てくるかもしれない」と語った。

ただ、より長期的には、半減期は「かなりの効果」をもたらし、「市場にとってポジティブな展開」だと同氏は述べた。

ビットコインはシンガポール時間16日午後０時47分（日本時間同１時47分）時点で1.5％安の６万2180ドル。

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原題：Bitcoin Halving May Lead to Some Sales, Crypto.com CEO Says (1)（抜粋）

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