山下葉留花「ウィンウィンで…アブストもなくなります!」積極的に迷言をさく裂させ続ける“偽インテリ”メンバーたち
8月11日に放送されたテレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)では、「世間にバレる前に…偽インテリメンバーを炙り出しておきましょう!」後半戦を放送。“シン・おバカ女王”にも負けない珍回答の連続で、笑いの絶えない回となった。 【動画】山下葉留花ワールド前回な個人PV「山下さんとはるはる」予告 ■偽インテリ炙り出し企画後半戦、前半と負けず劣らずのインテリぶり 今回の企画は、「世間にバレる前に…偽インテリメンバーを炙り出しておきましょう!」後半戦。メンバーを14名の第1ブロック、6名の第2、第3ブロックへと分け、それぞれのグループから負け残った2名ずつの合計6名が決勝を争って「偽インテリ」を見つけ出す。 前半戦では第1、第2ブロックの予選が終了して正源司陽子と藤嶌果歩、山口陽世と東村芽依がそれぞれ決勝戦へ進出。ちなみに第2ブロックでは偽インテリメンバーに説教するハズのMCのオードリー・春日俊彰も、“負け残り”扱いとなっているカオスな状況だ。 そんななか始まった第3ブロック予選は「即興インテリセリフ選手権!」。くじびきで選ばれたインテリが輝くシチュエーションを即興で演じるというもので、今回も判定は隠れインテリ芸人・春日が判定する。 ルールを聞いて自信満々のメンバーたち。しかしトップバッターの佐々木美玲はお題に書かれていた「赴任」を「しゅうにん」と読むなど、開始前から波乱の予感を見せる。お題は「落ちこぼれクラスを救うため学園に赴任してきた超エリート教師」だったのだが、いざ始まってみると1人称がセクシーで「おーっほっほ」と高笑いする強烈なキャラが登場。かなり迷走していたように見えたものの、春日の評価は70点とそこそこ好印象だった。 そのあともさまざまなシチュエーションでインテリセリフが披露されていき、最終的に決勝戦へと進出していったのは「白玉注射を打った天才ドクター」小西夏菜実と「イスの整備が仕事なインテリ女社長」山下葉留花の2名。前述の4名とあわせて、6名での決勝戦へ挑むことに。 ■ミッション・インポッシブルを超える偽インテリメンバー 出揃った6名は小西と山下のほか、正源司、東村、藤嶌、山口。決勝戦の種目は「真夜中のインテリ討論大会」という、持ち前の知識をぶつけあう討論会だ。議論のなかで、もっともインテリを感じなかったメンバーが春日によって指摘されて優勝となる。なお優勝者…つまり「偽インテリ」メンバーは「カスの説教部屋」行きとなってしまう。なお討論会に際して「インテリが用いそうな単語表」も発表されたのだが、1つだけインテリとは関係のない単語が…。 最初の討論テーマは「どうする!?物価高騰と国民生活」。スタートすると6人それぞれが討論を仕切ろうとするのだが、解決策を求められると全員が沈黙する。小西の「世界は二酸化炭素で覆われている!だから物価は高くなる。そういうことだ」といった新視点からの謎発言も飛び出しつつ、討論は白熱していく。 農家の深刻な若者離れを訴える正源司、実家では野菜を育てていると主張する東村、物価高騰したって国民が笑顔になれば良いとする藤嶌など、さまざまな角度からの意見が飛び交う。迷走がすぎる。 ポンコツ討論が続くため、討論テーマを「小遣いが100万円になった時の1番有効的な使い道」に変更。しかし、こちらも山下の「バラまきます!」「そうすればウィンウィンで…アブストもなくなります!」といった珍回答が連発されたことですぐに討論は終了となってしまう。ちなみに「アブスト」は単語表に隠された偽インテリワードで、展示ディスプレイ什器のことを指す。100万円をばらまいてなくなっては困るものだ。 そして緊張感高まるなかでおこなわれた最終選考。春日が選んだ「1番インテリジェンスを感じなかったメンバー」は、山下だった。選考理由は「誰1人うまいことやってはいなかったですけど」と前置きした上で、「1つも芯くってない」とバッサリ。間違ってガッツポーズめいたものを出してしまいつつ、山下は薄暗く不気味な春日の説教部屋へ送られることに。 説教部屋では暗い部屋で椅子に座らされた山下が「グローバルスタンダード」という春日の決め言葉とともに、金色のピコピコハンマーで何度も叩かれる。「知らないものは知らないと言う!」と指摘されるも「言えないです」と謎の抵抗を見せつつ、説教部屋パートも終了となった。 ■“シン・おバカ女王”の上を行った“勇気” 今回の放送では、偽インテリを炙り出すという企画の後半戦。前回に負けず劣らず、しかし選りすぐりの珍解答が連発する非常に内容の濃い企画となった。注目すべきは、“シン・おバカ女王”が優勝とならなかった経緯だ。 以前おこなわれた「学力チェック」の企画で“シン・おバカ女王”となった東村だが、今回の企画は知識を問うのではなく「シチュエーションにあった物言い」が試された。そのため学はあっても…なメンバーが次々に負け残り、“シン・おバカ女王”と熾烈な争いを繰り広げることに。とはいえ「物価高騰」の答えが「実家は野菜を育ててます」だったのはさすがのひと言だが…。 そんな東村を差し置いて「偽インテリ」の座に輝いた山下は、積極的に発言したことで墓穴を掘った形だ。バラエティに必須の勇気をもって前に出る姿勢は、今後の芸能生活でも役立つはず。今後もメンバーがどんどん発言していける企画を期待したい。