大谷が今季43盗塁目を決めた(C)Getty Images

　ドジャースの大谷翔平が現地時間8月30日（日本時間31日）、敵地でのDバックス戦に「1番DH」で先発出場。3‐2で迎えた2回一死一・三塁の第2打席で右肘付近に死球を受けて出塁。プロテクターに当たったため大事には至らなかったようだが、敵地は騒然となった。その後、二盗を決めて43盗塁を達成している。 【動画】先頭打者弾！大谷翔平が右翼席へ42号本塁打を放つシーン 　相手先発はメジャー6年目の右腕ザック・ゲーレンで、今季は試合前まで22試合で10勝6敗、防御率3.65の成績。3年連続2ケタ勝利を達成していて、大谷は過去の対戦で5打数無安打、1四球4三振と抑えられていたが、初回の第1打席で右翼への二塁打で出塁すると、復帰のフレディ・フリーマンがいきなり先制の2ランをお見舞い。直後に同点とされたが、2回に3点を返した。 　しかし、その裏に先発のクレイトン・カーショーがコービン・キャロルに一発を浴びて1点を返されて5‐3。カーショーは降板している。 　前日の本拠地でのオリオールズ戦では、初回の第1打席に中堅へ打球速度104.6マイル（約168.3キロ）の強烈な打球を飛ばしたものの、中直に倒れた。第2打席は見逃し三振、第3打席と第4打席はともに中飛に終わり、第5打席は逆方向への大飛球だったが左飛に倒れてチームで唯一のノーヒットに終わっていた。 　史上2人目となる「42‐42」を達成し、史上初の「43‐43」へ前進する大谷。前人未到の「50‐50」への期待も高い。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]