【NFL】今季のオフェンスに関する計画は“未確定な部分もある”とビルズOCブレイディ
昨シーズンの途中でバッファロー・ビルズの攻撃コーディネーター(OC)に就任したジョー・ブレイディは、よりバランスの取れたアプローチを採用したことで、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンの力を解放し、オフェンスを再び軌道に乗せることに貢献した。
ビルズのワイドレシーバー(WR)陣が再編成される中、ブレイディOCは今オフシーズンに、2024年シーズンに向けたオフェンスの計画をしっかりと実行に移している。トレーニングキャンプを間近に控え、元ビルズのオフェンシブラインマン(OL)であるエリック・ウッドがホストを務めるポッドキャスト“Centered On Buffalo(センタード・オン・バッファロー)”に出演したブレイディOCは、その計画は常に流動的であり、トレーニングキャンプ中の状況次第だと認めた。
ブレイディOCは次のように続けている。
「そのあたりはまだ決まっていない部分もある。結局のところ、フットボールというのはそれ次第で――われわれはみな、同じプレーをしているんだ。呼び方が違ったり、ブロッキングのスキームが少し違って教えられたり、ルートの深さやタイミング、アライメントが違ったりする。結局、われわれはみな、同じようなプレーをしている。私にとって一番重要なのは、細かい部分とやり方を整理して、スプリットやジョシュの目線について、全員が共通の認識を持っていると確認することだ。ボールキャリアがどこに向かっているのか、どのように読んでいるのかを知ることだ。実際のプレーそのものよりも、どのようにそれを行うのかや、それを整理することに重点を置いている」
ビルズがケン・ドーシー元OCを解任し、ブレイディをプレーコールの担当に昇格させた後に顕著だった変化の一つは、チームがランプレーに力を入れたことだ。昨シーズンの第11週からブレイディOCが指揮を執るようになってから、ビルズはシーズン第15週に行われたダラス・カウボーイズ戦で266ヤードを記録するなど、毎試合で100ヤード以上のランをマークしていた。