2か月で延べ12万7300人 住民を見守り、時には“スクールバス”の役目も果たした自衛隊の活躍【中越地震・20の記憶】
新潟放送
2004年10月23日。『新潟県中越地震』発生… 地震発生から5時間後、自衛隊の第1陣100人が被災地に入りました。 【写真を見る】2か月で延べ12万7300人 住民を見守り、時には“スクールバス”の役目も果たした自衛隊の活躍【中越地震・20の記憶】 小千谷市では孤立していた住民100人を、そして『全村避難』を決めた山古志村からは、全村民2000人を村外へ救出しました。 緊張が続く任務の中、子どもたちが通う学校の“スクールバス”役になる、という場面もありました。 【陸上自衛隊 高田駐屯地 佐藤俊一隊員】 「被災地は、“注目”という話題性に欠くと、とかく忘れ去られてしまう部分が多々あると思うのです。我々としては、『本当の復興が終わるまで見守るべき』であると思います」 全ての任務が完了したのは、地震から2か月。 派遣された延べ12万7300人の活躍は、今も住民の記憶に刻まれています。
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