【琵琶湖コアユ釣り】爆釣した〝マル秘エサレシピ〟を大公開!
現在、シーズン真っ只中のコアユ釣り。琵琶湖では本湖だけでなく、流入河川でもようやく釣れ始めた(5月末現在)…というか爆釣である。その秘密は…もしかしたら自作のエサかもしれない? 【写真】各種材料、詳細はこちら!
5月末の大雨で琵琶湖の川がいきなり釣れ始めた!
例年であれば5月なると琵琶湖の流入河川にコアユが遡上を始め、釣果情報がSNSなどで見られ始めるのだが…今シーズンは本湖の釣果ばかりで、全くと言っていいほど流入河川で釣れた話を聞かなかった。 しかし、5月28日は一日中大雨。この時を待っていたのだ。その翌29日の朝、琵琶湖の有名河川Aへと初の川コアユにトライしてみることにした。 例年ならば、人だらけで入る場所もないような川なのに、この日は釣り人がほとんどいない。川を見るとかなりの水量で立ち込んで釣りをするのは難しい状況だった。なので、この川では釣りをせずに、また別の有名河川Bへと移動した。 河川Bに着くと、水量はだいぶマシで、それなりに釣り人もいる。しかし、誰に聞いてもまったく釣れないという。とはいえ、雰囲気はあるので、ここで釣りをすることにした。 河畔に降り立つと、背後の斜面にはだいぶ増水した跡がある。これでも落ち着いたのだ。であれば、これからチャンスだな…と思っていた。 近くの人気ポイントにいる他の釣り人は移動の準備をしている。やはり釣れていないようだ。仕掛けを投入し、何度か流すと…コンコンコンと玉ウキをノックするような動きが出て、直後にズボっと消し込んだ! 寄せてみると…太ったコアユだ。しかもデカい! 16cm級である。 その後、アタリが止まらない。ほぼ毎投で釣れる。いわゆる入れ喰い状態である。結局、7時から11時半まで釣りをして、252匹のコアユを取り込むことができた。ささやかながら、自己記録である。
誰もが経験する、エサが理由の釣り負け
この日の大当たりの一番の理由はタイミングである。 前日の大雨で川が大増水した。しかし、あまりに増水が激しかったので、コアユは遡上できず、一時的に河口部周辺に待機していた。それが、徐々に流れが落ち着くとともに一気に遡上したのだ。 まあ、以上はあくまでも推察だが、それまでまったく釣れていなかった場所がいきなり入れ喰いになったのだから、大きくは間違っていないだろう。 あるいは、もうひとつ理由があるかもしれない。それは、エサである。 語り部(←筆者のことです)がコアユ釣りを始めた頃、同じような場所で同じような仕掛けを流しているのに、隣の釣り人に圧倒的に釣り負けたことがあった。見かねた人が「場所も仕掛けも間違いないし、あとはエサだな。これを使ってみなよ」と、少しエサを分けてくれたのだ。ちなみに、語り部が使っていたのは市販のコアユ用練り餌だった。 すると、どうだ。仕掛けを何度か流したコースにわらわらとコアユが集まってくるではないか。すると、面白いようにビーズのサビキにコアユが喰いつき始めた。もう、目で見えているのだから疑いようがない。エサの違いだ。 その師匠に教わったことをベースに自分なりのトライ&エラーを繰り返した結果、安くて釣れるコアユエサのレシピに辿り着いた。 原稿料をいつもの10倍くらいいただきたいくらいだが…断腸の思いで公開しよう!