悪夢の大敗から完全復活へ!初めての地元G1控えるガールズケイリン児玉碧衣が本音「まじで久留米でやんの?」
netkeirin 連載コラム『児玉碧衣のまだまだ成長中』
ガールズケイリン・児玉碧衣選手のコラム。3月のガールズケイリンコレクションは7着に敗れたものの、その後は2開催連続の完全V。地元GI「オールガールズクラシック」を前に、期待が高まっているファンの方も多いのではないでしょうか。今回のコラムでは“完全復活”までの道のりと、地元GIへの意気込みについて聞きました!
ーーまずは3月24日に取手で行われた「ガールズケイリンコレクション」の振り返りをお願いします。長期欠場から復帰して2戦目、結果は7着でした。 最後のコレクションだったのに最悪の結果でしたね。ある意味、記憶に残るレースになりました。 まあ少し時間が経てば忘れると思いますけど(笑)、調子が戻っていないといってもある程度は戦えると思っていたので、正直こんなに差があるのか… と思い知らされました。がんばんないとって闘争心が出てきました。
ーー4月2日からの玉野競輪では、前検日インタビューで「状態の戻り具合に焦りがある」と話していましたね。結果は3日間バックを取る完全優勝でしたが、手ごたえはどうだったのでしょう? なんとか完全優勝はできたんですけど、フォームも定まらないし、本当に身体と自転車がマッチしてなかったです。練習不足もあると思うんですが、私の身体が悪いのか、自転車のセッティングがズレてるのか、ハッキリしていませんでした。 自転車に乗っててすごくストレスを感じていたので、ずっと開催で送りっぱなしにしていた自転車を一旦久留米に持ち帰って、師匠の藤田剣次さんに見てもらいました。そしたらすごく乗りやすくなったので、次の松山開催はもっと戦える感覚がありました。
ーーその通り、4月12日から松山は文句なしの完全優勝に見えました。3日間、圧倒的な強さでしたね。 玉野と松山で変わった点は、セッティングがすごくよくなったことですかね。「あー、これこれ!」っていう感覚がありました。 練習でもタイムが戻ってきたし、実際に松山でストレスなく走れて完全優勝できたので、オールガールズ間に合いそうだなとホッとしました。あとは直線の踏み直しやトルクがもう少しほしいと思うので、残された時間で戻して行きたいと思います。