「 何がスタバなう…だ!」PC片手に朝から晩まで居座る迷惑客たち。画面も会話も筒抜けの人たちが見落としている本当にヤバすぎること。
昨今、都内ではどのコーヒーショップに行っても多くの人がパソコンを開き、勉強や仕事など、何かしらの作業をしている。特にコンセントのあるカフェでは席争いも激しい。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「並んでいるお店を見かけることも少なくありません。時間制限を設けるカフェも都内は多いですよね。リモートワークが進んだことも一因でしょう。さらに昨今では副業も解禁。ネットを介したものも多く、その界隈の人達は作業会などと称して、数人で集まって、カフェでパソコンを開いて何やら行うこともあるらしいですよ」。 実際、カフェに赴くと長時間コーヒーだけで過ごしている人も少なくない。 「私が気になるのは、危機管理です。多くの人がパソコンにフィルターをしていないので、画面が見えてしまう。故意的に見ようと思えば、いくらでも見えるわけですから、怖いですよね。まともな企業であれば、おそらく公共の場で個人情報や仕事内容がわかる作業は禁止しているでしょう。スマホなどで撮られたら、簡単に拡散される危険性もあります」。 今回は都内のカフェで働く女性を緊急取材した。 --------------------------------------------------
中山菜月さん(仮名・32歳)は、都内にあるカフェで3年働くベテランスタッフだ。 「ここ数年でパソコンを持ち込む人は格段に増えましたね。時間帯や曜日によっては、パソコンを開いていない人の方が少ないくらい。私は舞台役者の仕事のかたわら、このカフェでバイトをしています。もう3年になるので、あらかたのことは理解しています」。 常連さんも少なからずいるそうだ。 「毎日同じ時間にいらっしゃる人は、やっぱり覚えますね。出勤前、ランチ、退勤後、さまざまな時間帯に常連さんがいましたが、その人たちが座れない、そんな事態も少なくありません」。 菜月さんもパソコンの画面が気になることも多いと話す。 「かなりの人がフィルターをつけていません。見たいわけではなくても目に入ってしまいますよね。エクセルやワードなどを開いたり、チャット画面の人もすごく多い気がします。店にはWi-Fiもあるので、それを利用している人も多いのでしょう。私だったら怖くて使えませんけどね。だって、セキュリティガバガバそうじゃないですか」。 まるで家のように使う客もいて困り果てることも多い。 「コーヒーが飲み終わると無料の水を何度も何倍も飲んだり、この間なんて水にガムシロ入れている人とかいて、かなり驚きました。どう考えても飲み物に使う備品を堂々、水に使うとかモラルどうなってんだろう?って思っちゃいます」。 とんでもない奇行だ。 「ほかにも最近よく来るのが、50歳前後のオバサン。これがかなりやっかいで…」。 1人にもかかわらず、4人席に堂々座るらしい。
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