アンジュルム佐々木莉佳子、アイドル人生最後のフォトブックに手応え「1兆点です!」
アンジュルム・佐々木莉佳子が、6月7日に都内で開催された卒業記念フォトブック「girasol(ヒラソル)」(小学館刊)の発売記念記者会見に登場。周囲の反響やお気に入りカットなどについて語った。 【写真】メンバーカラーの鮮やかな黄色衣装…!佐々木莉佳子のお気に入りカット ■佐々木の知られざる内面にも迫る内容に 6月19日(水)に神奈川・横浜アリーナで開催される「ANGERME CONCERT 2024 SECRET SECRET 佐々木莉佳子 FINAL『愛情の世界へ、君もおいでよ』」をもってアンジュルム、そしてハロー!プロジェクトからも卒業する佐々木。本作は、そんな彼女の「まだ誰も知らない佐々木莉佳子」をテーマに、まるで一緒に1日を過ごしているかのような気分になる親密さ溢れるビジュアルページに加え、メンバーと過ごすリラックスした素顔が垣間見えるグループ卒業までの裏側ドキュメント、これまでの人生を振り返るロングインタビューなど、佐々木の知られざる内面にも迫るフォトブックとなっている。 フォトブックのオファーの話が舞い込んだ時のことを、佐々木は「純粋な喜びもそうですけど、アンジュルムに加入して10年、アイドル人生をこうして一冊に残せるっていううれしい気持ちが一番大きかったです」と振り返った。 6月4日に発売を迎えたが、グループのメンバーや家族の反響を聞かれると「つばきファクトリーの秋山眞緒ちゃんは自分で買ってくれたみたいで、私の隣で広げてフォトブックの中の私と隣の私を見比べながら『莉佳子さんって本当にすごいですね~』って言ってくれました。家族のみんなは最近卒業が決まってから、より私にいろんな言葉をかけてくれるようになって、自分の娘がこんなにきれいで誇らしいということを父が言ってくれたりして、そういうみんなの言葉に支えられてきたなってあらためて思う部分が多いです」と、温かい声を多く受け取っていたことを明かした。 タイトルの「girasol」に話が移ると「意味はスペイン語で“ひまわり”なんですけど、私はひまわりという花が一番好きで、自分がアイドルとしてみんなの中で元気いっぱい咲き誇りたい、そういう気持ちをずっと抱えたまま活動していたし、ひまわりみたいなパワーをあげたいという思いがありました」と打ち明け、「アイドル人生最後のフォトブックにふさわしいタイトルになりました」と胸を張った。 ■メンバーカラーの黄色は「自分を確立してくれた色」 また、お気に入りのカットについては黄色のドレスを着ているシーンをチョイス。「メンバーカラーが黄色で一番感じて見てきた色だったので、自分を確立してくれた色。たくさん色がある中で大好きになった黄色のドレスを最後に着せていただけたっていうのがすごくうれしかったです」と照れ笑いし、「作りたいとお願いしたページがあって、自分を形作るものとして言葉が私の中にあったので、絶対に言葉のページを入れたいとお願いしたら、8ページのロングインタビューを載せてもらいました」と、自身の希望がかなったページであることも伝えた。 卒業コンサートも間もなく開催されるが、今の心境について「正直まだ本当に卒業するのかなという気持ちなんですけど、私より周りの方が卒業を実感してくださっていて、その気持ちを言葉で伝えてくれるので、私もそろそろなんだなと思っています。でも卒業する、ゴールを迎えると決めてから環境がすごくありがたく感じて、最後のツアーで気仙沼に行かせていただいたり、自分のやりたいことをかなえてくださるこの環境がすごく好きで、最後っていうことを大切にしてくださることがうれしいです」と、感謝の言葉を告げた。 そして最後に恒例の自己採点を「1兆点です!」と力強く答え、「フォトブックは今まで生きてきた足跡というか、そういうものがこの一冊に詰め込まれています。つらいとか苦しい時に心に寄り添えるようになっていますので、読んでくれた方の支えになれたらいいなと思います」と締めくくった。