アダム・シルバー コミッショナーの決断に注目[写真]=Getty Images

　11月16日（現地時間15日、日付は以下同）。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は、「NBAオールスターゲーム2025」が新たなフォーマットで行なわれる可能性があると報じた。 【動画】昨年のオールスターゲームでMVPに選ばれたリラードのハイライト！ 　2025年のオールスターゲームは、2月17日にゴールデンステイト・ウォリアーズのホーム、チェイス・センターで開催される。NBAは昨年のオールスターゲームで過去6年間続いていた各カンファレンスでファン投票トップに立った選手がキャプテンとなり、交互にオールスター選手をドラフトしてオリジナルチームを形成して対戦するフォーマットから従来のウェスタン・カンファレンス対イースタン・カンファレンスに戻した。 　イーストが211－186でウェストを倒した昨年のオールスターゲームは、ミルウォーキー・バックスのデイミアン・リラードが39得点6アシストでMVPに選出。 　ただ、1チームの200得点超えは史上初の珍事。さらに両チームの計397得点は2017年の計374得点を突破し、イーストの3ポイントシュート成功42本は2019年にチーム・レブロンが記録した35本を塗り替えるなどハイスコアリングゲームが展開された。 　だが1年に1回のスター選手たちの競演はケガを回避すべく、コート上で激しいバトルとはならず、競争力に欠け、リーグを代表する選手たちによる“真剣勝負”を求める声も上がっていた。 　今回シャラニア記者が報じたのは、ウェストとイーストで選出された各12名、計24名が3つのチームに分かれて、オールスターウィークエンド初日に行われるリーグ1、2年目の若手とGリーグでプレーする選手たちによる競い合い「ライジングスターズ」の優勝チームを合わせた4チームでトーナメントを開催するというもの。 　オールスターゲームに関しては今夏のサマーリーグ期間から本格的な話し合いがスタートしており、リーグ関係者たちが16日にチーム幹部や選手たち、コーチ陣、労働組合で構成される委員会と議論をしたとのこと。 　はたして、今年のオールスターゲームはどんな形式で開催されるのか。今後の動向に注目していきたいところだ。