ドジャース・大谷翔平は優勝パレードに「壮観」 大声援に「1年目から受け入れてもらって感謝している」
【ロサンゼルス1日(日本時間2日)】米大リーグのワールドシリーズ(WS)を制覇したドジャースの優勝パレードがダウンダウンから始まった。大谷翔平投手(30)らナインと家族はチームバス5台に乗り、ドジャースタジアムに向けて午前11時27分(日本時間2日午前3時27)に出発。大谷が夫人の真美子さん、愛犬・デコピンと同乗し、デコピンは犬用の大谷ユニホームを着用していた。 大谷はバス上でインタビューを受け「壮観ですし、こんなに人がいると思っていなかったので圧倒されています」と語り、ファンの声援には「1年目からこうやって応援してもらって受け入れてもらって感謝していますし、チームとして最高の結果を出せて素晴らしい1年だったなと思います」と語った。 パレード終了後に祝賀会が行わるドジャースタジアムでは、この日が誕生日だったフェルナンド・バレンズエラさんに向けたバースデーソングが合唱された。10月22日に亡くなり、ドジャースで通算173勝を挙げ、サイ・ヤング賞を受賞したレジェンドを祝福した。 沿道はバスが見える範囲全てに人が詰めかけ群衆は大熱狂。紙吹雪、紙テープが派手にばらまかれるなど盛大に行われた。無数の警察バイクが先導し、中心街を経由。45分をかけ約1・6キロを行進する。ドジャースタジアムに到着後は祝賀会が開催される。 ドジャースは第120度目のWSでヤンキースを4勝1敗で下し、球団4年ぶり8度目のWS優勝を果たした。前回優勝時の2020年はコロナ禍だったため、パレードは開催されなかった。1988年以来、36年ぶりに優勝パレードが実施され、早朝からパレードを一目見ようとファンが集結。抽選で祝賀会のチケットを手に入れたファンもドジャースタジアムに詰めかけた。球場のチームストアにはWSグッズなどを求め長蛇の列ができた。