石破茂首相 日米首脳会談の時期に言及 トランプ大統領就任後で「責任ある立場として発言しやすいと」
自民党の石破茂首相(67)が6日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、ドナルド・トランプ米次期大統領との日米首脳会談の時期について述べた。 この日の年頭会見で時期について「確定していない」と述べ、「最もふさわしい時期にふさわしい形で実現するよう調整している」と話すにとどめた。 これについて、あらためて問われた石破氏は「就任されてからの方が、向こうも責任ある立場として発言しやすいということもあるでしょうね。人事もだんだんと、全部決まるわけではないけれども固まって(からの方がいい)」と説明。「ウクライナはどうする、ガザはどうする、北朝鮮はどうする、USスチールをどうするとか。おぼろげかもしれないが、見えてきた時の方が、日本としてこう考えるんだと言える状況になるんじゃないか」と、国際情勢も踏まえた時期が理想的とした。 反町理解説委員長からは「だいたい新総理は就任したら、なるべく早く訪米するのがパターンではあります」と、これまでの首相の動向と照らし合わせて指摘された。石破氏は「何となくお約束ではあったけど、新政権が誕生してなるべく早く行くのに越したことはない」と納得。その上で「後回しにするとか申し上げているわけじゃなくて、日本として何を言うべきか、きちんと戦略を練ってやっていかないと、“こんにちは、さようなら”という話にはならない」と、慎重な立場を示した。