”智辯和歌山で甲子園優勝”青学大捕手が決勝タイムリー! 大会連覇まであと2つ!【全日本大学選手権】
連覇を狙う青山学院大(東都)が中京大(愛知)相手に逆転勝ち。7回裏に1点差を追いつき、8回に3点を勝ち越した。 【一覧】全日本大学野球選手権注目選手リスト 試合を決めたのは1年春から正捕手を務める7番の渡部 海(2年=智辯和歌山)だった。 一死満塁と勝ち越しのチャンスで打席が回ってきた渡部。「先輩方が全員でつないでくれたので、何とか勝ち越し点を取れるバッティングをしたいと思って打席に立ちました」と意気込んでいた。 2ボール2ストライクと追い込まれたが、「外野までもっていこうという意識だったので、当てに行くことはあまり考えず、打席に入っていました」とフルスイング。この回途中から2番手でマウンドに上がった安藤 利玖(4年=安城南)のスライダーを捉えると、打球は左中間への2点適時打となり、貴重な勝ち越し点を奪った。 2度リードされながらも最後は勝利を収めた青山学院大。「相手も打倒青学で絶対に来ると思うので、簡単にはいかないと思って常にやっています。こういう試合も絶対にどこかであると思っていたので、そういう準備があったからこそいい試合ができたと思います」と渡部は試合を振り返った。 高校時代は2年夏に甲子園で優勝。大学でも1年春に全国制覇と日本一の喜びを知っている選手だ。連覇を達成するためには渡部の活躍がやはり欠かせない。