来年春の花粉症はかなりキツそう 西日本は “大量飛散”予想「過去10年で最多に匹敵」のおそれ 実際にスギ林に見に行くと…国のスギ林調査に同行
中根夕希キャスター 「なんでこんなに多い予想なんですか?」 下江美帆 気象予報士 「花粉の飛散量は、その前の年の夏の天候が大きく関係する。どれくらい暑かったか、日照時間があったかというのが大きく影響する。つまり今年の夏の天気がどうだったかですが、今年の夏は記憶に新しいと思いますが、記録的な猛暑が続きました。本当に暑かったと思うんですけど、気温がかなり高くて日照時間もかなり多かった。」 「さらに今年2024年春の花粉の飛散量はかなり少なかった。花粉の飛散が多い年(表年)と少ない年(裏年)が交互に訪れる傾向があるため、来年春は『表年』にあたる予想。 これらの条件が重なって来年2025年春は花粉の量が非常に多くなると予想されている。」 ■特に瀬戸内地域ではこの春の5~8倍超えのおそれ 「特に瀬戸内地域は今年春の花粉の飛散量が非常に少なかったので、『今年春に比べて花粉の飛散量は5倍から8倍を超える地域もある」と予想しています。」 コメンテーター吉宗さん(花粉症歴30年) 「いやもう早めに対策するようにします。もう涙目になって、ちょっと苦しくなってきましたんで、早めに耳鼻科に行って薬をもらったり、注射したりしようと思いました。」 下江美帆 気象予報士 「早めの対策が必要になってくるかなと思いますので、しっかりと対策をしてください。年が明けたら、すぐに花粉の飛散始まりそうです。」
中国放送