雪解けに現れる火山湖に感動! 水のうるおいに触れながら過ごす初夏の立山「2024 立山黒部・雪の大谷フェスティバル 2nd STAGE」【2024年6月1日~6月25日】
絶景の山岳風景を眺められることで、絶大な人気を誇る立山黒部アルペンルート。その観光シーズンの幕開けに、「2024 立山黒部・雪の大谷フェスティバル 1st STAGE」に続いて、「2024 立山黒部・雪の大谷フェスティバル 2nd STAGE」が開催されます。 【写真】一万年前の噴火で誕生した火山湖の「みどりが池」などの絶景を見る(全9枚) 春から初夏にかけてのシーズンを2つに分けて、それぞれの季節の移ろいを体感できるロングタームのイベント。「1st STAGE」に続く「2nd STAGE」は、「初夏の立山室堂平を歩こう!」と題し、2024年6月1日(土)~6月25日(火)に実施されます。
姿を現した湖が拝めるウォーキング
「2nd STAGE」のメインイベントは、みくりが池のウォーキングです。約1万年前の噴火で出現した火山湖で、北アルプスの山岳にある湖で最も美しいと評判の湖。5月下旬になり雪解けを迎えると、雪に覆われていた湖面がその優美な姿を現してきます。 湖の姿は室堂平に設置された、みくりが池展望台から拝むことができます。展望台から階段を上った先のみくりが池温泉では、期間限定の「みくりが池カード」を配布。ウォーキングと合わせて、ぜひ手に入れましょう。 室堂ターミナル周辺ではスタンプラリーも実施されます。4カ所に設けられたスタンプを歩きながら集め、絵柄を完成させるイベント。台紙は絵葉書にもなりますので、旅の思い出を綴って投函するのもおすすめです。
ギリギリ間に合う雪の風景にも注目
この季節にも道路の除雪によりできた雪壁「雪の大谷」が見られます。立山黒部アルペンルートの沿道の巨大な雪壁は、最盛期には高さが20mに迫ることも。 「2nd STAGE」でも、室堂ターミナルから立山自然保護センターを結ぶ道路に沿って形成された、雪の回廊の観覧が可能。雪の大谷に比べてやや小型とはいえ、目の前にするとその迫力が実感できます。 同時期には除雪に大活躍する、ロータリー除雪車と除雪用ブルドーザーも展示。熊のイラストには、隠された秘密があるとか。 イベントへ訪れる際は、立山黒部アルペンルートのWEBきっぷを、事前購入すると便利。富山県側の立山駅と長野県側の扇沢駅を通り抜けられるきっぷも、きっぷ売り場に並ばずに購入することができます。 季節感を感じさせるイベントとともに、初夏にかけての山岳を眺望する旅を、楽しんでみてはいかがでしょうか?
ソトラバ編集部