【山形】長井の国道113号死亡事故を受け、緊急の現場点検
YTS山形テレビ
長井市の国道113号で発生した交通死亡事故を受けて、国や警察の担当者が緊急の現場点検を行い、今後の事故防止策を検討しました。 この事故は、10月28日、長井市今泉の国道113号の交差点で、3人が乗った軽自動車が大型トラックと出会い頭に衝突。 軽自動車に乗っていた2人が死亡し1人が大ケガをしました。 事故を受けて行われた現場点検には、国土交通省や警察などからおよそ20人が参加し、今後の防止策を検討しました。 現場は国道113号と今年3月に開通した自動車専用道路「梨郷道路」が交わる信号のない交差点です。 この交差点では、今回の事故も含め、いずれも出合い頭による5件の事故が起きていて、今回の事故について警察は、軽自動車が一時停止をせずに交差点に進入したのが事故の原因とみています。 道路を管理する国土交通省では今後、減速を促す点線を塗装するなどの対策を検討していますが、参加者からは確実に停止してもらう方策が必要との声も聞かれました。 「臨時的にも信号を付けるとか、強制的に止めるような方法が一番いいのでは」 【山形河川国道事務所 米沢国道維持出張所 葛西健司 所長】「交差点に入ってくるとき皆さん減速すると思うが、それが減速しない、そのまま突っ込んでしまう(場合がある)。きちんと一時停止してもらえるように注意喚起していきたい」