「インサイド・ヘッド」ライリーの夢の製作スタジオを描くスピンオフ 予告&キービジュアル完成
アニメーション映画として歴代No.1ヒットを記録し、日本では2024年公開の洋画として、初めて興行収入50億円を突破した「インサイド・ヘッド2」(ディズニープラスで配信中)。同作から新たに誕生した全4話構成のアニメシリーズ「『インサイド・ヘッド』の世界より ライリーの夢の製作スタジオ」の夢を生み出す過程をモキュメンタリー風にとらえた本予告(https://youtu.be/bdSTFEODzVQ)とキービジュアルが披露された。 【フォトギャラリー】「インサイド・ヘッド2」場面写真 ●ライリーにどんな夢を見せる? 頭の中の製作スタジオは大わらわ 物語の舞台は、「インサイド・ヘッド」シリーズに登場する人間の少女・ライリーの頭のなかにあり、眠っている間に見る“夢”を製作するスタジオ。スタジオの名監督であるポーラは、ライリーの成長に合わせた夢の製作に行き詰まり、キャリアを見つめ直す必要に迫られる。そこで、ヒットを狙う自惚れ屋の監督ゼニとタッグを組むことに。“すばらしい夢”に対するビジョンの違いや意見の衝突を乗り越えて、ふたりはティーン向けの大ヒット作を生み出すことができるのか――? 予告編がとらえる夢の製作スタジオでは、本物のハリウッドの映画スタジオさながらに、夢監督のポーラと助監督のジャネル、そして、コメディ監督のザックやアクション監督のシェン、悪夢の監督ジジ、白昼夢の監督ゼニら個性豊かなクリエイターたちが、ライリーが眠りに落ちた瞬間、すぐに夢が見られるよう、慌ただしく準備中だ。企画会議は白熱し、脚本家たちが脚本を練るライターズ・ルームも大わらわ。果たして、ポーラたちはライリーにどんな夢を見せることができるのだろうか。キービジュアルには、夢の製作スタジオのキャラクターたちが勢ぞろいしている。 なお、本作では「インサイド・ヘッド2」から、大竹しのぶ(カナシミ役)、横溝菜帆(ライリー役)をはじめ、小清水亜美(ヨロコビ役)、小松由佳(ムカムカ役)、落合弘治(ビビリ役)、浦山迅(イカリ役)ら豪華声優陣が続投している。 ●シリーズ作品ならではの演出とは? 製作陣が“舞台裏”を語る これまで数々の長編、短編作品を生み出してきたピクサー・アニメーション・スタジオにとって、本作は初の連続シリーズ作品になっており、プロデューサーを務めるジャックリン・サイモンは、「ライリーの“夢”という形でたくさんの番組を作ることができました。クリフハンガー(続きが気になる終わり方)や、コールドオープニング(タイトルなしでいきなり始まる冒頭)といった、映画ではできないことにたくさん挑戦できました」と、シリーズならではの演出を振り返る。 第1話・第2話の監督を務めたバレリー・ラポンテは、「シリーズ全体を通して、ライリーや、感情たちの成長物語があるので、彼らが進化する姿をお見せできるのが楽しいです。長編映画に比べて、いろんなことを試したり、緊張感を持続させる余地があるんです」と語っている。 また、本作にはノリコという日本人キャラクターが登場。その経緯について、サイモンは「キャスティングの際、登場人物を多様化させることは、私たちにとって本当に重要でした」と語る。ラポンテは、「まさに私たちのスタジオを反映していると思います。ピクサーは非常に多様性に富んでいて、私自身も常に周りの人々から、インスピレーションを得ています」と話している。 「『インサイド・ヘッド』の世界より ライリーの夢の製作スタジオ」は、ディズニープラスで、12月11日から独占配信される。