『マリウポリの20日間』 「この映画が作られなければ良かった」と語る監督
当時、毎日のように報道されていましたから、マリウポリがどんな状態なのか知っているはずなのに、まるでその場にいるかのような臨場感になんともつらい気持ちになりました。爆撃の音、光、思わず身をよじってしまう銃撃戦、人々の悲鳴、泣き声、流れる血、遺体の山……なぜ、わざわざ人間同士がひどい殺し合いをするのか、怒りと悔しさ、情けなさで涙が流れます。 こうしている今も続く戦争。もう、他人事ではありません。ロシアによる侵攻開始から壊滅まで、いったい何が起こっていたのか? 見届けて下さい。
『マリウポリの20日間』 4月26日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国緊急公開 監督・脚本・製作・撮影:ミスティスラフ・チェルノフ 2023年/ウクライナ、アメリカ/ウクライナ語、英語/97分/カラー/16:9/5.1ch/G 原題:20 Days in Mariupol/字幕翻訳:安本熙生 配給:シンカ (c)2023 The Associated Press and WGBH Educational Foundation