陸自発砲事件の射撃場、訓練再開 岐阜
陸上自衛隊守山駐屯地(名古屋市守山区)は22日、昨年6月に元自衛官候補生の男(19)が訓練中に小銃を発砲し、隊員3人が死傷した日野基本射撃場(岐阜市)で射撃訓練を再開した。 【図解】岐阜市日野南の陸上自衛隊日野基本射撃場 事件後、同射撃場での訓練は昨年11月にいったん再開したが、隊員が報道陣に中指を立てるなどの不適切な行為があったとして、再び中止していた。 訓練は午前8時ごろに開始し、約50人が参加した。同駐屯地の広報担当者は「能登半島地震の災害派遣活動への従事のため、(訓練再開を)延期していた」としている。