DeNA・東克樹、投球フォーム解析の〝虎の穴〟へ 「測定で見えてくるものがあると思う」
DeNA・東克樹投手（28）が7日、近く千葉・市川市の研究施設「ネクストベース」に足を運び、投球フォームの解析に取り組むと明かした。「測定で見えてくるものがあると思う。自分のためになる」と狙いを語った。 「ネクストベース」はデータ解析を手掛けており、米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」に勝るとも劣らない最先端の計測機器がそろう。測定結果を評価したアナリストから改善点や練習法の助言をもらうことができる。 今季を振り返った東は「終盤も球速は出ていた」としつつ、左の指先の皮がめくれるなど負荷がかかっていたと自己分析した。改善の余地を把握した上で秋季練習やオフの強化に励むつもりだ。 来季30歳を迎える左腕は日本一の余韻に浸ったのもつかの間、この日から神奈川・横須賀市の球団施設で再始動。「30歳を超えた人たちから『一回体にくる』という話を聞いている。そうならないために準備しないと。もっと上を目指したい」と意欲をにじませた。（鈴木智紘）
