アビスパ福岡に5年ぶり帰還の上島拓巳 ACL出場&ベストイレブン宣言 「チームが躍進すれば個人としての評価も高まる」
J1アビスパ福岡が6日、福岡市内で新体制発表会を開き、横浜Mから5年ぶりに復帰したDF上島拓巳(27)はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場とベストイレブンを目標に掲げた。 ■全治約1年、頼りになるDFも復活の始動【写真特集】 柏からの期限付き移籍でプレーした2020年は当時J2だった福岡で守備の要を担い、J1昇格の立役者となった。翌年柏に戻り、23年から横浜Mへ。昨年はJ1リーグ26試合に出場したのに加え、ACLエリートにも出場した。 会見で「アビスパ福岡のファン、サポーターの皆さん、ただいま。僕自身成長した姿を見せていきたいなと思っていますし、新生アビスパ福岡の力になっていきたいなと思っています」と切り出した上島は「前所属のチームでは日本を代表してアジアの舞台で戦う素晴らしい経験をしました。アビスパ福岡でもそれを成し遂げたい。チームが躍進すれば、個人としての評価もおのずと高まってくると思う」と力を込めた。 発表会前に行われた今年初の全体練習後には「選手やスタッフは入れ替わっている部分があるけど、懐かしさの方が大きかった」としみじみ。「すごく良い思い出があるので、縁があったらもう一度プレーできればと思っていた。2020年は勢いだけでやっていた部分があったけど、特に横浜Mというビッグクラブでアタッキングフットボールを経験し、課題と向き合いながら成長できた。アビスパ福岡もタイトルを取り、クラブが成長している。もう1段階上に行くところで、自分の力を還元したい」と誓いを立てた。 ▼金明輝新監督にサポーター熱視線、今季の目標明言▼