顔面のインパクト絶大!新作サバイバルホラー『ワッフルコーン・ウィリー』をプレイ。□殺人アイスクリームトラック□に追われる恐怖がたまらない
戦慄の怪奇現象と明らかになる“異形の正体”
プレイヤーにとって、家の中が絶対に安全かと言うと決してそうではありません。探索中には数々の背筋が凍るような怪異が頻発。例えば、何の変哲もなかった物置部屋の一角に、振り返ると人のカタチをした謎の黒い袋が突然現れたり……
別の部屋に入ったところ、前触れもなく不気味な笑い声が響き渡り、ドアが勝手に動いて閉じ込められたり……心臓に悪いジャンプスケアが至る場面で起こります。
そしてダイニングルームに差し掛かかると、目線の先に真っ白のスーツを着た誰かが立っている。「どうせコレもジャンプスケアで、すぐ消えるやつだろ。恐がるこたぁねえ」と甘くみた結果……
なんとコイツ、しっかりとした敵でビビり倒す筆者。しかも捕まると即ゲームーオーバーに。殺人トラック以外に敵がいるなんて……聞いてないよ!とにかく、外も中もまったく気が休まりません。
謎解きは、意味深なメモを解読し正しい順番で装置を作動させていく、ホラーゲームではオーソドックスなスタイルですが、なかなかやり応えがあり満足感の高い仕上がりだと感じました。
時折、家の中でいくつかの新聞記事を見つけることがあります。それによると、アイスクリーム屋の「ウィリー・トンプソン」が逮捕され、立場を利用して子供たちを誘拐した罪で死刑判決が下された、というゾッとするようなことが書かれています。
それに留まらず、死刑が執行され無事平和が戻ったかにみえた街で、再び不吉なジングルが聞こえるという噂話が。つまり、プレイヤーが遭遇するバケモノの正体は、もしかしたら殺人鬼ウィリーの幽霊が憑いてしまった異形のアイスクリームトラックだったのか……?!
最後のレリックを求め、公園へ訪れます。「これで、やっとアイツを倒すことができる」と安堵したのも束の間。後ろの方から、聞き覚えのある不快な音が流れてきたのでした……。
本作の良かった点は、やはり殺人トラック「ウィリー」の造形とデザインで、その異形の姿は絶大なインパクトを与えます。そして息を殺しながら移動するステルス感と、捕まってしまえば一発死という緊張感がスリルを増大させ、追われる恐怖を見事に感じました。
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