「脆さを見せている」今季初の4失点&連敗を喫した町田の課題は? クラブOBの元日本代表DFが指摘「試合中に何度もあった」
「ファーストディフェンダーが決まらない」
現役時代は清水エスパルスやFC町田ゼルビアなどで活躍した元日本代表DFの太田宏介氏が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。古巣の町田について語った。 【画像】降りしきる雨の中最後まで声援を送り続けたFC町田ゼルビアサポーター! 町田は10月5日に行なわれたJ1第33節で川崎フロンターレとホームで対戦。1-4で完敗し、昨季の黒田剛監督の就任以来初の2連敗。3戦未勝利と調子を落としている。 4失点は今季初。川崎戦で噴出したチームの課題に関して、太田氏は「試合中に何度もあったんですけど、ファーストディフェンダーが決まらない」と述べる。 また、ルーズボールに対してラインが上がらない点も挙げ、誰が相手をチェックするか迷っているうちに、敵アタッカーの侵入を許しているとして、「守備の緩みが試合中に何度もあって、脆さを見せている」と指摘した。 今後に向けては「黒田監督が一番徹底している守備の原則、そこの徹底、約束を守ることですね。まだまだ試合が残りありますし、いったん、そこに戻ってほしい」とコメントした。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「2クール目に入ると他チームは…」町田包囲網を張られたシーズン後半戦に黒田監督が感じた“前半戦との変化”「プランが狂った」
- 「法的措置を取って参ります」町田がSNSでの悪意ある誹謗中傷に注意喚起。「クラブとして多大な経済的損失を受けております」
- 誹謗中傷で「個人への精神的な被害は既に甚大」日本代表活動に支障が出ないか気になる“2人”。メンタルに余計な負荷がかかっている恐れも…【F C町田ゼルビア/コラム】
- 「アンチ勢が僕の発言を利用して」「めちゃくちゃショックだった」町田批判に元Jリーガーが独自見解「文句を言っている人は欧州のサッカーを見てどう思うの?」
- 「俺はもうサッカーは一切見ない」中田英寿が指摘する現代フットボールの問題点「分かっていない人が多い」