17番でティーショットを放つ竹田麗央（撮影・蔵賢斗）

スタンレー・レディスホンダ最終日（6日、静岡・東名CC＝6610ヤード、パー72）首位で出たプロ3年目の佐藤心結（みゆ、21）＝ニトリ＝が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算15アンダーでツアー初優勝を果たした。2003年度生まれ〝ダイヤモンド世代〟では6人目の優勝。河本結（26）＝リコー、尾関彩美悠（21）＝JFEスチール＝が通算13アンダーで2位。今季7勝の竹田麗央（21）＝ヤマエグループHD＝は67で回り、通算12アンダーの4位だった。 史上初のシーズン3度目の2週連続優勝を狙った竹田麗央は3打届かず4位。パー5の8番では第2打を池に打ち込み、5オン2パットのダブルボギー。その後に3バーディーを奪ったが及ばず、「朝から優勝しか狙っていなかったので悔しい」と肩を落とした。賞金720万円を獲得して、シーズン獲得賞金は2億円に到達。出場25試合での達成は、2015年のイ・ボミ（韓国）の30試合を抜く史上最速記録となった。 ■通算4アンダーの33位、次週は米ツアー出場権を懸けた2次予選会に臨む原英莉花　「ショットが悪いので、なんとかしたい。（師匠の尾崎将司の下に）行って調整して、モヤモヤをなくしてから米国に行きたい」