人気ラーメン店が運営する「こどもパン食堂」 小学生以下なら1個10円で買えるパンも 新業態で地域に恩返しを…
愛知県一宮市に本社を構える岐阜タンメンBBCの新業態「こどもパン食堂」が、好評を博しています。 岐阜タンメンBBCは、東海地方を中心に36店舗を展開するラーメン店。2023年から地域貢献の取り組みとして、岐阜タンメンがいつでも1杯100円で食べられる「毎日こども食堂」を実施していました。コロナ禍が落ち着いた頃、本社にあった冷凍無人販売所で子どもが喜ぶ新しいことをやろうと思い立ち、始めたのが「こどもパン食堂」でした。 2024年5月20日にオープンした「こどもパン食堂」は、“食堂”という名前ですが持ち帰り販売専門のパン屋さんで、小学生以下の子どもは1個10円から購入できます。 この取り組みに賛同した近隣のパン店「東海パン」「ビーアンドエヌ」「パンと蜜」がパンを卸していて、毎日10~12種類ほどが店内に並びます。同社によると、営業は平日の午後3時から6時と短時間ながらも、1日に70個ほど売れるということです。 店内は放課後に立ち寄る子どもたちで連日にぎわい、保護者からも「料金がわかりやすく、子どもが1人で買い物ができて助かる」「子どもの朝ごはんにしています」と好評を得ています。 担当者は、今後の展開については未定としながらも、「これからも会社としてできる範囲で地域貢献していけたら」と話しました。