リヴァプールに所属するアレクサンダー・アーノルド [写真]=Getty Images

　レアル・マドリードは、リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの獲得へ動く可能性があるようだ。22日付けでスペイン紙『アス』が報じている。 　来夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エンバペの獲得が噂されているレアル・マドリードだが、今回の報道によるとアレクサンダー・アーノルドにも興味を抱いているようだ。移籍市場に詳しいイタリアのジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると同選手の動向をレアル・マドリードが注視しており、また「（リヴァプールとの）現行契約は2025年6月に満了するが、現時点では交渉が行われていない」と満了の時期が来シーズン終了時にまで迫っていることを示唆した。 　この状況を受け、同紙は「レアル・マドリードは2025年夏に彼をフリーエージェントで獲得できる。また、リヴァプールが（フリー移籍により）何も得られなくなる可能性があると考えた場合、レアル・マドリードは今年の夏にも彼を獲得するための有力な立場にあるかもしれない」と報じた。 　リヴァプール生まれで6歳にはクラブ下部組織に所属し、2016－17シーズンにトップチームでデビュー以降チームに欠かせない存在としてタイトル獲得にも貢献してきたアレクサンダー・アーノルド。同紙は「世界でもトップクラスのクラブから選手を引き離すのは難しいことにも見える」としながらも「14度のヨーロッパチャンピオンを獲得したクラブならば、もし選手が新たな挑戦を決めた場合、最も魅力的なオファーになる可能性も高いだろう」とも伝えた。 　同選手の今後に、注目が集まる。