健康のために自転車通勤に変えたら、もう「通勤手当」はもらえませんか?
自転車通勤で通勤手当がもらえない可能性が高い理由
結論から言うと、自転車通勤で交通費がもらえない可能性が高いでしょう。なぜなら、通勤するために必要な交通費を補助する福利厚生的な意味が強いからです。そのため、そもそも交通費がかからない自転車通勤には通勤手当を出さない企業が多いと考えられます。 しかし、自転車通勤でも通勤手当を出す企業もあります、その場合は次の理由が考えられます。 法律で通勤距離によって源泉徴収税が非課税となる限度額が定められています。たとえば、2~10km未満の場合は4200円まで非課税です(2023年12月時点)。 そのため、通勤距離が2km未満では交通費を支給しないが、2km以上の場合は距離に応じて支給したり、通勤手段を問わず一律に支給したりする規定が考えられます。
自転車通勤で通勤手当をもらうのは難しい
結論としては自転車通勤で通勤手当をもらうのは難しいでしょう。なぜならば、自転車通勤には交通費がかからないため通勤手当を支給する理由がないからです。 それでも、可能性がまったくないわけではないので、まずは勤務先の通勤手当に関する社内規定や人事課などに確認してみましょう。福利厚生を重視している企業であれば源泉徴収税の非課税範囲内で交通費を支給する可能性はあります。 出典 国税庁 No.2585 マイカー・自転車通勤者の通勤手当 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部