【週末J2まとめ】いわきとの打ち合いを制した清水が首位を堅持。長崎は徳島に大量6得点を奪って大勝|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J2リーグは4月13日と14日に第10節が開催。今節は上位陣が軒並み勝ち点3を手にする週末に。清水エスパルスが首位を堅持した。
今節は上位陣が軒並み勝ち点3を手にする週末となった。 首位の清水エスパルスはいわきFCと対戦した。清水は序盤から猛攻。7分には北川航也のクロスからルーカス・ブラガが流し込み、幸先よく先制した。これで勢いに乗る清水は、9分に宮本航汰の浮き球のパスに抜け出した北川が乾貴士へラストパス。乾はこれをきっちり決め、リードを広げた。 ただ、いわきはここから反撃。22分には大迫塁のロングパスを谷村海那が収めると、最後はラストパスを受けた西川潤がミドルシュートを決めて1点を返し、後半へと折り返した。 劣勢の時間が続く清水だが、68分に相手の隙を見逃さずに突き放す。山原怜音が諦めずにボールを残すと、最後はサポートに来た北川が押し込み、リードを再び2点とした。いわきはゲーム終盤に谷村がボレーシュートを沈めて1点差にするが、反撃もここまで。このまま逃げ切った清水が首位を堅持した。 2位のV・ファーレン長崎は、ホームで徳島ヴォルティスと対戦。この試合は序盤から長崎が攻勢をかけると、エジガル・ジュニオのハットトリックなどで長崎が大量6得点を奪って勝利を手にした。一方、徳島は90分に渡大生が決めるが、大きな点差を跳ね返すことができず敗戦。最下位を抜け出すことができなかった。 上位につけていたファジアーノ岡山は、ブラウブリッツ秋田の硬い守備を相手に得点が奪えずスコアレスドロー。4試合勝ちなしとなり、なかなか勝ち点を伸ばすことができていない。 ベガルタ仙台とモンテディオ山形による”みちのくダービー”は前半に2点のリードを奪った仙台に軍配が上がり、水戸ホーリーホックと栃木SCによる”北関東ダービー”は一進一退の攻防の末に2-2で痛み分けに終わっている。 ■J2リーグ第10節 結果 仙台 2-0 山形 水戸 2-2 栃木 千葉 1-1 大分 長崎 6-1 徳島 いわき 2-3 清水 愛媛 2-2 鹿児島 秋田 0-0 岡山 横浜FC 2-0 藤枝 山口 4-0 群馬 熊本 3-3 甲府