クマに襲われ40代男性が大けが、山口県周南市でランニング中 県警が警戒呼び掛け
4日午後10時半ごろ、山口県周南市夜市の市道で、ランニング中の40代男性がクマに襲われ、頭や脚にけがを負った。 【グラフ】山口県内のツキノワグマの目撃件数 山口県警周南署によると、男性は1人でランニングをしていたところ、背後からクマ1頭に襲われた。頭を2カ所大けがしたほか、左の太もも2カ所にかまれた傷を負った。男性は自力で自宅に戻り、家族が119番した。男性は市内の病院に入院。命に別条はない。クマは体長約1メートルで逃走方向は不明。 現場は同市夜市の才原自治会館の南方約100メートルで民家が点在する集落。同署がパトカーで巡回して付近に警戒を呼び掛けている。 同県内では、9月8日にも岩国市本郷町波野で、歩いていた70代男性がクマに襲われ、頭や手にけがを負った。
中国新聞社