〈食べログ3.5以下のうまい店〉週2回・2時間のみ営業。京都三条のレトロな鉄板焼き店は、粋な大人たちが集まる人気店だった!
山本さん「大人で鉄板を囲んで夕方から飲みながら楽しめる、もう最高としか言いようがありません。」
いただけるお料理はこちら!
スタートは定番のホルモン焼きから。豚と牛の6種類のホルモンと玉ねぎをニンニクオイルで焼いていく。味付けは友人手製のソースと料理家の小平泰子さんが炊いた実山椒。
山本さん「焼きたてを勢いよく、いただくのがおすすめ! 」 次は、滋賀・信楽「秋田かしわ店」の鶏のもも肉。塩焼きした後、ジャガイモ、オレガノを加えて混ぜ合わせ、最後にホタテ、黒コショウを加えてさらに炒める。ジャガイモのねっとり感がソースとなり、一体感を生む。「ワインがめっちゃ欲しくなります」との声が聞かれた。
ラムの肩肉はマッシュルームやマイタケと炒めて醤油で味付け。それをバゲットにのせて、ブルーチーズをのせ、バーナーで炙った。
山本さん「僕が行った時はラーメン二郎の具風の炒め物をロールパンに挟んだメニューが出たのですが、抜群のおいしさでした。」
最後は、昨日スーパーで発見したという、ブタメン焼そばを使って。豚コマとトマトをよだれ鶏のタレで炒め、紅ショウガ、木の芽、太白ゴマ油を合わせ、焼きそばの上にトッピングした。
山本さん「僕はペヤングカスタム焼きそばをいただきました。銘柄は都度変わるらしいのですが、カップ麺のカスタムシメ麺がまたおいしいです。」
お酒はセルフでも可、ビール(500円)とハイリキ(500円)がボトルでスタンバイ。ワインはナチュールがボトル(4,500円~)で味わえる。
料理はメニュー名もレシピも決まっておらず、その場のアレンジ満載ながら、「多少雑多に味付けしても素材がいいからおいしい」「前田さんは酒飲みの気持ちがわかるから、アテには最高!」「鍋物に近い、どんどんおいしくなってくる」と好評。「この楽しい適当こそが、“ニューオーモンの真髄”」とのことだ。
店主と鉄板を囲み、人がつながる
お客さんも、この日は、東京から出張の人、人形職人、旅館経営のご夫婦、学生など、さまざまながら、前田さんと鉄板を中心に会話を交わし、どんどんつながっていく。前田さんに次の展開を問えば、「次はもっと新しい物件でやってみたいかな。ニューニューオーモンやね!」と笑った。