【広島】新井貴浩監督、1イニングで3度のリクエスト要求…2度成功も得点には結び付かず
◆JERAセ・リーグ 広島―DeNA(17日・マツダスタジアム) 広島が、1イニングで3度もリクエストを要求する珍しい場面があった。 1点を追う2回先頭・小園が遊撃へのゴロを放ち、DeNAの石上の一塁送球が少しそれたように見えたが、アウトの判定。一塁の三好内野守備走塁コーチのアピールによってリプレー検証を要求すると、一塁・佐野の足がベースを離れたとして判定が覆ってセーフとなった。 直後、小園が二盗を試みてアウトの判定。この場面は小園のアピールによって2度目のリプレー検証を要求したが、今度はリクエスト失敗となった。 2プレー続けてのリクエストも異例だったが、際どい判定はこれで終わらなかった。1死から四球で出塁した坂倉が、エンドランの形で二盗を試みてアウトとなった。ここで3度目のリプレー検証を要求すると、ノータッチと判断されて判定が覆ってセーフに。2死二塁と得点圏に走者が進んでプレーが再開されたが、矢野が凡退。得点には結び付かなかった。
報知新聞社