ガザで生後3週の赤ちゃん凍死か テント生活、この冬3人目と医師
【エルサレム共同】AP通信は25日、パレスチナ自治区ガザのテントで家族と暮らしていた生後3週の赤ちゃんが凍死したと報じた。医師によると凍死はこの冬で3人目という。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くガザでは支援物資が行き届かず、人道状況は危機に陥っている。 父親マハムードさんによると、一家は南部ハンユニス西方マワシ地区で避難生活を送っていた。冷たい風が入り込んだ影響で24日夜はテント内の温度が下がり、娘シラちゃんを毛布で包んでいたが、朝には体が硬直して反応がなかった。マハムードさんは「一晩中とても寒く、大人でも耐えられなかった」と語った。