【DeNA】台頭した徳山壮磨がアップ更改!来季は「勝ちパターンで投げてナンボ」と完全覚醒を狙う
DeNAの徳山壮磨が契約更改に臨み「910万から2000万になりました」とアップでサイン。今シーズンは3年目で初の一軍登板を果たし中継ぎとして頭角を現し、球団からは「今年1年デビューから始まり、前半戦途中までですがしっかりチームに貢献してくれたって言われました。怪我で離脱してしまったんですけど、しっかり与えられたところで頑張ってくれたと言われました」と労われたと明かした。 本人も「2年間一軍に立てず、なかなか一軍の舞台が遠く感じてたんですけど、キャンプからしっかりアピールして、途中までは貢献できたっていうのはよかったです。勝っている場面とか、たくさんの場面で経験させてもらったので、本当に自分にとってはすごく充実したシーズンだったと思ってます」と満面の笑み。続けて「自分は力強いストレートに自信を持ってやってきました。それで実際、一流のバッターと対戦してやっぱり押していけるっていう自信も感じました。でも課題として、なかなか空振りが取れないところも見つかったので。はっきりとした手応えと課題点っていうのがわかりました」と頷いた。 7月9日に初勝利を挙げたのちに腰痛で離脱。現在もリハビリ中で「日本シリーズとかを見ていても、あそこに立ててない自分がすごい悔しいのもたくさんあった」としながらも「手術して3ヶ月経って、ブルペンにもしっかり入れてます。だいぶ順調に来てるのかなと思います」と手応えも口にした。そのうえで「いろんなところが重なって疲労が蓄積されていって腰の怪我に繋がったと思ってるので。本当にまずは体をしっかり見直して、フォームや身体の使い方の部分に集中してやってます」と今の取り組みも明かし「3月のオープン戦でしっかり100パーセントで挑めるように」と意気込んだ。 来季は「ストレート、カーブ、フォーク、カット。この球種が主な自分の球種なんですけど、どの球種でも決め球で勝負できるようにしていきたい」との狙いを礎に「リリーフやってる以上は勝ちパターンで投げてナンボだと思っている」と言い切った右腕。一年間完走を目指し、チームのために腕を振る。 取材・文・写真:萩原孝弘
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