【親の終活】2024年4月から相続登記が義務化…どうすればいい? 親と同世代の貯蓄額もチェックしよう
【終活】けっして自分だけの問題ではない! 早めの対策を意識して
調査結果から、制度の改正や老後への不安などに対する意識から、親や自分の終活についての関心度も高まりつつあると伺えます。 日本人の平均寿命が男女ともに80歳を超える現代において、70歳になる前から終活を意識しはじめる方が多く、準備しなければならないことにお金や遺産の問題を挙げる人も決して少なくありません。 また、老後資金の計画を早めに立てる人が見受けられる一方で、しっかり終活しても頼れる人や看取ってくれる人が周囲にいないという「おひとりさま」世帯も増えつつあります。 孤独死が社会的な問題となっている今、そうした課題の解決も急務となっているといえるでしょう。 まずは、誰しもが最期を迎えるときはひとりであることを自覚したうえで、自分自身の理想的な人生の過ごし方を確認しておくに越したことはありません。 後悔のないよう、話しづらいこともしっかりと把握しておけるとよいですね。
参考資料
・法務省「不動産を相続した方へ ~相続登記・遺産分割を進めましょう~」 ・株式会社エス・エム・エス『安心葬儀』「親の終活に関する意識調査」(PRTIMES) ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」
荒井 麻友子