サッカーグラウンド整備し関係人口増へ 福山シティFC ユースチーム誘致に前進 広島県神石高原町
中国放送
広島県神石高原町は、グラウンドゴルフや少年サッカーで利用されているグラウンドを、サッカーの公式戦ができる規模に改修します。 【写真を見る】サッカーグラウンド整備し関係人口増へ 福山シティFC ユースチーム誘致に前進 広島県神石高原町 改修するのは、「油木スポーツ広場」です。広場は、2014年に閉校した油木中学校跡地に、天然芝を植えて開業しました。町は、少年サッカーを通じて大会が行われていることに着目し、社会人ら向けのコートを設け、大会誘致につなげたい考えです。 現在は駐車場になっている敷地の半分を取り込んでグラウンドを拡張し、天然芝も管理に負担がかかることなどから人工芝に変更します。 そして、サッカーコートとフットサル用コートを1面ずつ整備します。照明6基とロッカールームも設置することにしていて、整備費は3億9000万円に上ります。9月ごろに着工し、2025年3月末完成、6月の供用開始を予定しています。町民は引き続き利用できるということです。 神石高原町 未来創造課 川上誠太郎 課長 「少年サッカーの試合でありますとか、多くの方々に町へ訪れていただいて、町の活性化につながれば」 グラウンドで町の関係人口増加も目指します。社会人サッカーの福山シティFCは、2026年4月に高校生年代のユースチームの発足を目指していて、その練習拠点を誘致することも進めています。 さらに、選手たちには地元の油木高校に入学してもらう計画です。町は8月、福山シティFCなど3者と誘致に向けた基本合意書に調印する予定です。
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