日産の新型「インタースター」が電気自動車を追加してデビュー! 日本導入に期待したいフィアット「デュカト」のライバルとは
安全・快適性を大幅に向上
新型は従来型よりサイドドアを40mm拡大、ラゲッジスペースは100mm長くなっている。積載能力はBEVモデルが最大1.6t、エンジンモデルが約2tと、より多くの荷物を搭載することができるようになった。積載量1.6tの「4トン・インタースター-e」の場合、一般的な3.5tのディーゼルバンより多くの貨物を輸送することができるという。なお、牽引能力はBEVとエンジンモデルともに最大2500kgとなる。また、市街地でのスムーズな移動を考慮し、従来型より最小回転半径が1.5m小さくなっているのも新型の利点だ。 インテリアも刷新されており、従来型と異なりドライバーと同乗者を優先したデザインを採用。耐久性の高いシートカバーやシートヒーターをはじめ、長時間の運転も考慮し快適な空間とされている。さらに、前方緊急ブレーキ、居眠り防止警告、タイヤ空気圧モニタリングシステムなどの幅広い安全装備を標準装備。車両の重さに関係なく最適な制動力を発揮するワンボックス・ブレーキ・システムや、緊急ブレーキの反応速度を従来型の約半分に短縮するなど、安全性を高めている。 国内への導入はアナウンスされていないが、横桟を組み合わせたフロントマスクをはじめとした商用モデルらしい無骨なデザインや、日産ブランドの信頼性で、キャンピングカーのベースモデルなどで人気が出るかもしれない。