きょう6月21日は「夏至」 梅雨空の下、佐賀県産米「さがびより」の田植えピーク
きょう21日は二十四節気の一つ「夏至」。1年で昼が最も長くなる。佐賀平野では佐賀県産米のさがびよりの田植えが本格化。米農家は早朝から日暮れまで家族ぐるみで作業に追われている。 佐賀市久保田町の山田靖二さん(59)は20日午前5時から準備に当たり、田植えを始めた。朝から雨が降り続く梅雨空の下、雨具を着込み、「晴れると暑いし、稲苗が乾かないか気にしながらの作業になる。小雨くらいがありがたい」と手早く苗床を田植え機に積み込んでいた。田植え作業は一日中、続いた。 佐賀地方気象台によると、梅雨前線や湿った空気の影響で、今後1週間は曇りや雨を予想している。(写真と文・山田宏一郎)
山田宏一郎