【特集】アーチェリー・上原瑠果~勝ち取ったパリオリンピックへの挑戦権!~(読売テレビ「あすリート」)
◆夢舞台への挑戦、2枠を懸けたサバイバルレースへ
番組が今回注目したのは、兵庫県宝塚市出身、日本代表常連のトップアーチャー上原瑠果選手。 世界ユース選手権やインターハイでの優勝、同志社大学時代には、キャプテンとしてチームを準優勝に導くなど、各世代の先頭を走り続けてきました。 ことし3月。パリオリンピック世界最終予選の代表選考会に挑みました。 美人Vリーガーの挑戦 涙は生まれ変わるためのもの ~久光スプリングス 石井優希~
◆“自分のアーチェリーをする” ― 研ぎ澄まされた集中力
上原選手は大会1日目を4位で通過。 2日目も好調を維持し前半戦を2位につけるも、上位3人が2点差以内にひしめく大混戦となりました。 接戦の中、追い上げられるプレッシャーを感じながらも、「特に今回は本当になんか人の点数を見ることなく、自分に集中できた試合だった」と集中力は研ぎ澄まされていました。
◆運命の一戦は、僅か2点差で決着
後半、同じ同志社大学出身の先輩、安久詩乃選手に再三並ばれ、2位争いは白熱の展開となります。 そして…運命の一戦は、僅か2点差で決着。 1277点で2位につけた上原選手は、世界最終予選の日本代表に選出されました。プレッシャーから解き放たれた彼女は安堵の表情を見せます。上原選手はパリ五輪の出場をかけ、最終予選出場の切符を手にしました。
◆夢舞台への切符をつかむため、社会人として挑む勝負のシーズン
熱戦からわずか12日後、同志社大学の卒業式に出席。学び舎をあとにしました。社会人として新たな一歩を踏み出した上原選手。パリオリンピックへ出場をかけ、6月にトルコで行われる最終予選へ挑みます。 (読売テレビ「あすリート」5月11日放送)