TIFステージで「FINALIST」センターを務めたイチゴ「今は悔しさをバネにして練習に取り組んでいます」
――「WHITE SCORPION」は同じ「IDOL3.0 PROJECT」の仲間であると同時に、イチゴさんが落ちたオーディションに受かった人たちです。そこに悔しさはあるのでは? イチゴ あります! 「WHITE SCORPION」の初めてのリリースイベントに行ったときが一番悔しかったです。そこで歌った「眼差しSniper」は最終選考の課題曲でその時は私たちも踊った曲でした。その曲を正式な衣装を着て、自分たちの曲として披露している「WHITE SCORPION」を見た時は悔しくて、悔しくて。 「FINALIST」として活動を始めると決まったときから、自分たちは自分たち、「WHITE SCORPION」は「WHITE SCORPION」って思うようにはしているんですけど、やっぱりどこかで悔しさが沸いてきて。今はその悔しさをバネにして練習に取り組んでいます。 ――イチゴさんは3日のTIFではセンターを務めました。感想は? イチゴ とても緊張しました。不安もありましたが、FINALISTのみんなが声をかけてくれたり、自信を持って歌えるようにたくさん練習に付き合ってくれ、センターに立ちたいという夢の背中を押してくれました。 とても楽しみながらパフォーマンスができましたし、センターは全体のパフォーマンスのクオリティを決める大事な役割がありますが、それを意識しながらパフォーマンスができたと思っています! 初めてFINALISTを見た人に、もっとこのグループ見てみようと思ってもらいたい。その気持ちをのせながら全力でセンターを務めました。17人それぞれ、そして全体での個性を磨き、パフォーマンス力を上げてデビューできる日に向けて頑張り続けたいという思いがより強くなりました。 ――TIFではセンターでしたが、「FINALIST」でデビューできるとしたらまたセンターがいいですか。 イチゴ センターがいいです! ――即答ですね(笑)。 イチゴ センターに立つのが夢なので、すぐ返しちゃいました(笑)。 ――イベントではツインテールをされていたり、ガーリーでどちらかといえばおとなしそうなイメージもあるので、意外性があって面白いですね。 イチゴ 実は体育祭や文化祭では結構先頭に立って張り切ってやっていたタイプなんです。ツインテールもかわいい感じが好きなのもありますが、「FINALIST」は17人もいるのでファンの方に覚えてもらいやすいようにと思って多めにやっています。 ――そういう戦略でもあったんですね。これからファンになる人にはどこを見てほしいですか? イチゴ やっぱりダンスです。普段はほわほわしているのにダンスのときはバキバキだねって、メンバーにもファンの方にもよく言われるので、そのギャップを見てほしいです! ――グループとして、そしてイチゴさん個人としての今後の目標を教えてください。 イチゴ まず直近の目標は「FINALIST」としてのメジャーデビューです。そして将来の夢は、ちょっと大きすぎるかもしれないんですけど、東京ドームに立ちたいという思いがあります。あと紅白歌合戦に出るのも夢です。家族も友達も親戚もみんな応援してくれていて、一番目に見える恩返しは私が紅白歌合戦に出て「おおっ」ってなってもらうことかなって思っています。 あと個人としてはドラマ「相棒」が大好きで、ぜひ出てみたいです。「死体役でもいいから出たい」って小学校のときから言ってるんです。もし出られるならアイドルの死体役でも大丈夫です! ●FINALIST秋元康氏が手がけるIDOL3.0PROJECTオーディションで約1万人の応募者の中から各種審査を経て11人組アイドルグループWHITE SCORPIONが選ばれた。その後、同オーディションの最終候補者の中から17名が事務所・オーバースに所属しFINALISTとしての活動を開始。 IDOL3.0 PROJECT公式X【@idol3_project】公式Instagram【@idol3_project】 ●イチゴ2006年12月1日生まれ、埼玉県出身。身長:161cm 特技・趣味:お菓子作り、ダンス、スティッチの声真似公式X【@I3P_ichigo】公式Instagram【i3p_ichigo】公式TikTok【i3p_ichigo】 取材・文・撮影/徳重龍徳