アニメ映画「数分間のエールを」専門学校HALとの産学連携が始動、学生主導でMV制作
アニメーション映画「数分間のエールを」が専門学校・HALと産学連携プロジェクトを始動することが発表された。 【画像】アニメーション映画「数分間のエールを」ティザービジュアル ヨルシカのミュージックビデオやアニメ「可愛いだけじゃない式守さん」のED映像を手がけた映像クリエイターチーム・Hurray!が映像統括を担当する本作は、ミュージックビデオの制作に没頭する男子高校生・朝屋彼方を主人公とする物語。ある日、彼方はストリートライブに感動したことでその曲のミュージックビデオを作りたいと強く思うが、歌っていたのは音楽の道をあきらめた女性教師・織重夕だった。花江夏樹が彼方、伊瀬茉莉也が夕に声を当てる。 映画がものづくりに向き合うすべてのクリエイターに“エール”を送る内容であることから、未来のクリエイターを応援するために本プロジェクトが実現。授業カリキュラムの一環として、HAL東京に通うCG・デザイン・アニメ学科のアニメーションコースを受講する学生によって、夕が歌う楽曲のオリジナルミュージックビデオが制作される。作品は映画公開前後に公式サイトやSNSで公開される予定だ。映像制作はすべて学生主導で行われ、できあがった絵コンテやキャラクター設定などの中間制作物をHurray!やプロデューサーなどが監修する。 3月12日にはHAL東京内でキックオフMTGが行われ、本作のプロデューサーであるバンダイナムコフィルムワークスの秋山洸飛、Hurray!と共同で本作を製作しているデジタルアニメーションスタジオ「100studio」代表の堀口広太郎が参加。プロジェクトに参加する学生に映画の概要やミュージックビデオへの要望、制作スケジュールなどを講義形式で説明した。 「数分間のエールを」は2024年初夏公開。脚本をアニメ「ラブライブ!」「宇宙よりも遠い場所」の花田十輝が執筆する。 (c)「数分間のエールを」製作委員会