（写真：KAB）

　降り続く大雨により、いつ土砂災害が起きてもおかしくない非常に危険な状態にあるとして、22日正午すぎ、熊本県宇城市と上天草市に土砂災害警戒情報が発表されました。 　また、宇城市は、22日午後0時30分に全域2万5202世帯、5万6579人を対象に、警戒レベル4の避難指示を発令、土砂災害警戒のため避難を呼びかけています。 【宇城市の避難所】 三角防災拠点センター、不知火防災拠点センター、松橋西防災拠点センター、小川防災拠点センター、豊野防災拠点センター、松橋東防災拠点センター 　なお、気象台によりますと、20日の降り始めからの雨量が、宇城市では200ミリを超えています。 ■降り始めからの雨量（22日正午時点） 宇城市三角　209.0ミリ 山江村　　163.5ミリ 五木村　155.5ミリ 阿蘇市　148.0ミリ 　熊本県では、22日昼過ぎにかけて、非常に激しい雨が降る見込みです。これまでの雨で地盤が緩んでいるところや、増水している河川があり、土砂災害や低い土地の浸水、架線の増水や氾濫に警戒が必要です。