政府、カザフスタンで初首脳会合 来年前半、中央アジアと調整
政府は、2024年に予定する岸田文雄首相と中央アジア5カ国首脳による初会合について、カザフスタンで同年前半に開催する方向で調整に入った。中国は23年5月に陝西省西安で「中国・中央アジアサミット(首脳会議)」を開いており、日本は首相自らが現地を訪れ、関係強化を図る考えだ。複数の関係者が29日明らかにした。 首脳会合を予定する中央アジア5カ国はカザフスタンの他、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン。いずれも旧ソ連圏でロシアと歴史、経済両面でつながりが深い。ただロシアによるウクライナ侵攻後はそれぞれ多角的な外交を模索する動きを強めている。